カラビニエーリの笑い話

イタリア人をよく生まれながらにしての役者だといいます。
本当にみんなおしゃべりが大好きで、とても上手。
身振り手振りが入り言葉がわからなくても笑ってしまうことがあります。

そんなイタリア人たちが集まると、誰からともなくはじめるのがこの Barzellette(小話・冗談話)です。
小話といいましたが、関西の漫才でよく 「小話その1」 なんていいますが、 本当にそれ風なんです。

よく題材にされるのが憲兵 (Carabinieri) 国家警察なんですが、 地方出身者が多く風刺の的です。
日本人も自分のことを自虐的に笑ったりしますが、 同じ感覚をイタリア人も持っていると思ってください。

では前置きはこのくらいにして早速ひとつ。

憲兵 その1

注釈 : Carabinieri=憲兵はいつも2人で巡回します。

>Carabinieri-1-「あれ、かわいそうに小鳥が死んでるよ。」

>Carabinieri-2-「どこに?」(と空を見上げる。)

続けてもうひとつ、ちょっと長いですよ。
憲兵 その2

あるスキー場、今日は3人のカラビニエーリが冬のヴァカンスにきています。
ホテルの受付にて、

>Carabinieri-「去年もここにきたんだけどとっても気に入ったのでまたきました。
去年と同じ部屋なんかお願いできますでしょうか。」

>ホテルの受付「ちょっとお待ちください。同じ部屋があいているかどうか調べますから・・・
ああ、大丈夫ですね、どうぞ。」

>Carabinieri-「ああ、良かった!で、去年のスキーの先生がとてもすばらしかったんで
またお願いしたいんですが。」

>ホテルの受付「誰だったか名前を覚えていらっしゃいますか?」

>Carabinieri-「ええ、確かハンツという方でした。」

>ホテルの受付「ハンツという名はここにはたくさんいましてね。何か特徴は・・・」

>Carabinieri-「金髪で、青い目をした・・・」

>ホテルの受付「ごらんください。ここじゃみんな金髪で青い目なんですよ。」

>Carabinieri-「うーん。そういえばタマタマが3つあるということです。」

>ホテルの受付-「エッ、タマタマが3つですか?」

>Carabinieri-「ええ、いちどBAR(立ち飲み喫茶)に一緒に入ったときに他の先生が彼に
-おい、例の3つのタマタマの調子はどうだい?-と聞いていたから。」

>ホテルの受付「・・・・」

もしかして少し説明が必要かもしれません。
イタリア語では男性のタマタマをcoglioneというのですが、小学館の伊日辞書にもあるように
「ばか」、という意味によく使われます。
例によって3人のカラビニエーリをばか者扱いして、tre coglioni といったわけです。
ですから最後のホテルの受け付けのところは、わかりやすく言えば
「おまえさんがたのことをいってたんだよ、ばかだね。」ってとこですか。

イタリア人はかなりの紳士でも下ネタをさらっと明るく飛ばすので、 あまり深く考えないでください。
でも、正直訳すのがちょっと難しいです。

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