活力がわくカルボナーラ

材料:ベーコン、たまご、パルメザンチーズ、こしょう
*今回のパスタには、例のニンニクオイルを使いません。*

 

フまず、ライパンでベーコンをじっくり炒めましょう。

ベーコンの切り方はこちらでは小ぶりの拍子木が一般的ですが、
薄切りベーコンなら色紙切りでかまいません。

べーこんから出た脂が十分ならいいのですが、
足りないときはオリーブオイルを足しましょう。

たまごは人数分用意します。
(お好みで加減してください。
レストランなどはおそらく半分の量だと思われます。)

この写真のたまごは、お隣のアメリーゴさんちから頂いたものです。

生みたてもいいところで、黄身がコロンとしているのが
お分かりいただけるでしょうか?

たまごの隣の小鉢には削ったばかりの
パルメザンチーズが入っています。

ちょっと細かいことを言えば、イタリアのこのてのチーズは
Parmigiano(パルミジャーノ)と言い、通常塊で売っています。

それを食料品やさんで粉状にしてもらうか、だいこんおろしの
おろし器に似たものでがりがりやるか、
電動のチーズおろし器もあれば、我が家のはごらんのように
簡単ながら優れものです。

ちなみにカナダで作られているチーズがパルメザンという名で
販売されているそうです。

ParmigianoとはParmaというところでできるという意味ですから、
カナダ産にこの名はつけられないわけで、

しかもイタリア国内でもほとんど同じような味わいの
Gran Padanaというのがありますが、
やはりParmigianoに軍配が上がります。

 

さて、きょうはFarfalla(ちょうちょの意味)という名のごらんのような
短いパスタを使いましたが、スパゲティーもOKです。

パスタとソースにも相性があって、魚類のソースなら
まず細めのスパゲティーが定番です。

肉系統のソースなら太目のスパやブカティーニなどが合いますし、
ペースト(バジリコで作る夏ならではのおいしさ)などには
ソースが良く絡みつく短くてでこぼこの多いタイプが合うでしょう。

作り方に話を戻しますと、
茹で上がったパスタをベーコンを炒めているフライパンに移し、
そこへ溶き卵を一気に入れます。

半熟たまごがお好きな方はすぐに火からフライパンを離して下さい。
余熱で十分煮えます。

私個人は半熟が好きです。そのほうがパスタにも絡まりやすですし、
生クリームなしでも舌触りが滑らかです。

すぐにお皿に取り分けて、たっぷりとパルミジャーノをかけて、

最後に忘れずにこしょうを振りかけてください。
カルボナーラとは炭焼き夫のことで、炭を焼いたときの灰のような
こしょうがなくてはならないと言います。

ようは相性がいいのです。

 

カルボナーラは地域によって作り方がいろいろです。
人によってといってもいいかもしれません。

北部では生クリームを入れる人が多いようですし、
私の知り合いは牛乳とパルメザンチーズを卵に混ぜてしまいます。

どうぞご自分のカルボナーラを作ってみてください。
寒い冬や、とってもおなかのすいているとき活力を与えてくれます。

           <Keiko>

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