特集「ジプシーに気をつけて!」皆様から頂いたご意見を集めてみました。 イタリアをはじめとする外国の状況をご存知の方、そうでない方。 人それぞれ、立場によって考え方はさまざまですが、 |
「ジプシー問題」はたしかに難問ですよね?
人種問題は人類の永遠の課題ではないかと・・・・
ここアメリカ「自由の国」に暮らして25年たちますが、
いやいやゆるくないもね!はっきり・くっきりと差別がおます。
これは自然なことではないか?と・・・・(言語・習慣の違い等)
人間は原始の時代から基本的にはあまり進化していないのではと・・・
結論からいえば、人種に関らず個人ではないかと?
何人?であっても人によるのではないかと思われます。
むしろ言語や習慣が同じでも共感できない事もある訳で・・・・
最近のTVの番組で、メキシコから不法入国してくる人達が、
国境から砂漠を歩行してくる途中に、
脱水症状で行き倒れになる女性・子供が多く、
年間で3000人の人が亡くなっています。
しかし・何処にも天使がいまして、
中年の男性がボランテイアで砂漠に何箇所か、
水を運び続けている普通の市民がいます。
「砂漠の天使」と呼ばれているそうです。
資本主義の格差はアメリカで働く1ヶ月の賃金が、
メキシコでの1年分になるようで、
従って命をかけても国に残した家族に、仕送りをするそうです。
この男性がラジオ局でDJをしていますが、
無論アメリカ人からも抗議の電話が番組中にあり、
「違法で侵入してくるのがいけない!」といっています。
そして砂漠の天使が「たしかに違法行為はいけないことですが、
砂漠で水がなく死んでいく人々を救うことも大事ではないか」と、
それぞれの立場・意見等があり一概に、
どれが正義とはいえない微妙な問題ですね?
言葉で論じることは容易いことですが、
実感として人種差別は残念ながらなくならないと思われます。 Ciao!
PS, マルゲリータの可憐さに癒されています!
人間もかくあるべきですよね?
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実は私自身最初の一人旅でローマに着いた時、
でも、何年か後に、妹に同行して訪れた時は随分よくなったと思いました。
随分昔「自転車泥棒」というイタリヤ映画がありましたが、今は日本のほうが本場です。
何の良心の呵責もなく自転車を持っていってしまいます。ほんとに情けない国になったものです。 南の小さな村を訪れた時は日本より安全で昔の良さを残していると思いました。 それに対して、日本は鄙びた田舎でも凶悪犯罪が起こるようになり、夜の一人歩きなど出来なくなっています。 これは不法外国人が沢山入ってきたことと同時に、子供の教育が根本的に間違っていることが原因だとおもいます。
今政府はやっとこのことにきず気づきはじめています。しかし日教組が頑張っている間は改善も難しいでしょう。
おっしゃるようにイタリヤ人に対して誤解や偏見を持っている日本人は多いと思いますので、
今回のページはそれを払拭させるのに役に立つと思います。
私も出きるだけ多くの人に転送して読ませたいと思います。
ただ、貧困や自分では選択できない境遇のなかに生まれて、犯罪に走る人達に対し、
どのように理解し対処しなければならないかを、わが身の幸せと考え合わせて再考する必要があると思います。
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本日のメルマガ拝見いたしました。 とても慎重に言葉を選ばれてますので、私も控えたいとは思いますが、 ですからたとえ小銭が財布に入りきらなくても、台所のスポンジや洗濯ばさみが急用で必要になっても
でもそれよりもつらいのは、日本の友人にイタリア人って危険じゃないのと勘違いをされていることに悲しくなります。
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私もイタリアに何度か旅行に行った事があるのですが、 でも、イタリア在住の経験がある夫は絶対にお金をあげるべきでは無いといいます。
ほんの6−7歳の女の子だったのに、そのものすごい力にぎょっとし、日本の子供とは違うのだと思い知らされました。 お金は働いて得るもの、と教えてくれる大人はあの子供たちの回りにはいないのかと、考えさせられました。
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日本は島国だからか、ジプシーたちというものの存在に疎い人が多いと思いますが(私含め…)、
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さて今回のジプシーの話ですが、実は私も10年ほど前にローマの遺跡の前でジプシーの少女数人に囲まれ、 予想もしない出来事に声も出ず、なされるがまま状態でした。 この出来事以降、折に触れては友人、知人にこの経験を話してローマに行ったら 危険なのはジプシーで、決してイタリア人ではないことも話しています。
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実は私の友達に、ミラノでストアーキーパーをしている人がいるの
いわゆる清掃屋さん
イタリア人で、36歳独身、お母さんと二人暮らし
よく日本に遊びに来るのね
清掃の仕事って日本でもどちらかというと低所得者層だと思うんだけど
イタリアもリラからユーロに変わって凄く物価が高くなって
特にミラノなんて大都市では凄く大変みたい
何故、彼がそう言う仕事をしているのかは知らないけど・・・
でも、今の日本も同じような状態だから・・・
俗に3Kと呼ばれる仕事には日系ブラジル人であったり、チーノであったり、東アジアの人達であったり
そう言う人達が安いお給料で不法就労をしている実態があって
その為仕事にあぶれて公園でホームレス生活をしている人も凄く多くなってることも事実
うちの近所にも外国人が凄く増えて、むちゃくちゃ治安が悪くなってるし
反対に平和公園にブルーシートを敷いてそこで寝泊まりしている日本人ホームレスもいっぱい
それはイタリアと変わりがないのね
昨日私の彼氏が飲みに行ってて、そこにチーノのお姉さん方がどかどかやって来たって言うの
それで、へぇ〜福山見たく田舎でもいっぱい居るんだ、チーノ・・・って言うと
チーノだけじゃない。フィリッピーナも東欧系ロシア人もわっさーっと居るわさ。
あいつら、悪い奴らじゃないんだけど、随分国で辛い思いをしてこっちに来たみたいだから
人間がひねてたり、意地汚くなってたり、了見の狭いことを平気でしたりするんだ・・・
だからといって彼らに対してこっちが変な態度をとったりは、して無いつもりなんだけど・・・俺は。
ただ、何も危害を加えないって言うのが解ったとたん
いきなりシガーケースを開けて、俺の煙草をみんなで分配しやがる!ありえん!って怒ってたよ
最初はビックリして、何が起こってるのか把握出来なかったって
・・・まあ煙草くらいって思ってたら、目の前のボトルを自分たちのグラスに注ぎ始めて・・・おいおい!って
日本も物価が高くてなかなか彼らにとっては住みづらいんだとは思うの
だから彼らはキタナイアパートで肩を寄せ合って生活してる見たいなんだけど
それは日本やイタリアだけじゃなく何処の国でも同じでしょう、たぶん・・・
日本でも最近見かけるよ、物乞いする人。日本人でね・・・
彼らは銀行の前でうろうろしてて、銀行からでてきた人にお金をせびるの
しかも、多額じゃなく、50円とか、30円とか・・・それで、100円玉でも貰えたらラッキーって
日本人もジプシー化してるよ
ここ広島には外国人観光客も凄く多くて
そう言う人達に日本の恥部を見せたくはないって、広島市も躍起になってホームレスを排除しようとしてるけど
ジプシー化しちゃってるから、次々場所を変えて出没するだけ
根本的なことを替えないと駄目なのに・・・
この前、イタリアのニュース読んでたら、高額所得者の平均が年間300万円ぐらいって・・・
それって、日本ではどちらかというと低額所得だと思うんだけど
・・・こんなに違うんだって
一位がロンバルディアのブレッシア、二位がミラノ、三位がローマだった。確か・・・
ナポリなんてブレッシアの半分以下だったように思う
日本じゃ考えられない数字だけど
生活のレベルの差だって言われればそれまでだよね
だから、日本人がAクラスって言われても仕方ないのかも・・・
だけどこれじゃ、ジプシー達の生活なんて、そりゃひどいもんでしょ
うちの娘が少しの間カナダに住んでたの。トロントですが・・・
その時、目にした光景って言うのが凄まじいの
阿片でボロボロになって物乞いをしたり、死んでるのかな?って言う状態で道路に寝てる
チーノがいっぱい居たって
定職を持たず、朝から晩まで阿片を吸って物乞いをして・・・
そんな彼らにカナダの人達は凄く冷たくて、自分たちが通るのに邪魔だからって足蹴にしたり平気で踏んだり・・・
州政府も何ら策を講じないまま野放し状態。
彼らのことをゴミだって言い張るんだって。ゴミだから踏んづけてもいいんだって
そんな事を言う人種は大抵ホワイトカラーの人達だったって
そう言う人達を何とか助けようとする人もいるらしいけど追いついていかないのが現状
Sさんのおっしゃる貴族の方と同じですね
何処の国にも恥部はあると思いますよ
ただ、それを隠そうとする人、きちんと真っ正面からとらえて何とか打開策を講じようとする人
keikoさんのように美しいところだけではなくちゃんと本当のイタリアを知ってもらう為に一石を投じる人
人それぞれ生き方や考え方が違って当たり前
ただ、自分の考えや今まで自分が経験したことをどれだけ人に伝えることが出来るか
どれだけフィードバックする力があるかって言う事が、その人の価値を決めることだと思いますよ
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昨日、テラスに雨よけのペルゴラを取り付ける工事をしたのですが、
イタリア人の職人が連れてきたのは、ポーランド人とロシア人のアシスタントでした。
実際に作業をしたのはこの2人で、イタリア人は仕事の状況を確認すると帰ってしまいました。
出来上がりは大変満足のいくもので、作業もすばやく1日で全て出来上がってしまいました。
逆に、以前イタリア人の電気屋に簡単な配線工事を頼んだところ、約束の日にちを何度も裏切られ、
やっと来たと思ったら部品がないと言ってすぐ帰に帰ってしまったり(次回のアポを取るにも又何日も待たされました)
部品を持ってやってきたら、今度は別のアポがあると言って仕事途中で帰ってしまったり・・・
結局、簡単な作業に1ヶ月以上を費やし、作業が終わったとたん莫大な金額を請求してきました。
主人が憤慨して電気屋へ文句を言ったところ、「正当だと思われる金額を支払っていただければ結構です」との返事。
請求してきた金額はなんだったの?と言う感じでした。
作業後もイタリア人は掃除もせずに帰ってしまいましたが、外国人労働者はほうきできれいに掃いて、
ごみも全て持ち帰っていました。
勿論両者とも1例で、全てがこうだとは言えませんが、イタリア人の需要が減っているのは
仕事に対する責任や仕事の仕方にも問題があるのではないかと思います。
実際、水道、電気、内装などの工事の時には、必ず友人達が実際に仕事を頼んで
満足のいったオペライオを紹介してもらいますが、大抵外国人(ポーランド人、ロシア人、アルバニア人、モロッコ人など)を
紹介されます。
お店を開いていればお客が自然に入ってくるという時代は終わりました。
そろそろイタリア人も、それに気がつかなくてはサバイバルできないのではないでしょうか?
外国人たちは自分達を守るためにネットワークコミュニティを持っており、
お互いに仕事の情報交換などをして仕事を得ているようです。
きちんとした仕事をすれば、又お呼びがかかることも理解しているのです。
昨日の作業が済んだ時点で、仕事振りを監視(?)していた主人が事務所へ戻っていったのですが、
家を出て行たとたんに電話をかけてきました。
「作業員達がまだ家の前にいたけれど、もしインターフォンを鳴らしても絶対にドアを開けないように」
という内容ものでした。
コーヒーをふるまったり、おしゃべりをして作業員とは意気投合し「良い仕事振りだ」と褒めてたのですが、
少し考えさせられてしまいました。
勿論外国人だから信用できないという問題ではなくて、作業員を雇ったあと泥棒に入らるということが頻繁にあるからですが・・・
主人はいつも「どの国の人間だから、どの宗教を信仰しているから、どの政党を支持しているから、とひとくくりで人を判断するのは
危険なことだ。グループであるまえに、それぞれが個人であると言うことを理解しようとしなくては、間違った偏見が生まれる」と言います。
よく「日本人女性は控えめで優しく、イタリア女性とは正反対だ」などとイタリア人に言われます。
褒めるつもりで言っているのでしょうが、私はいつも「何人の日本女性をご存知なんですか?日本女性と言ってもそれぞれなので、
でしゃばりで強気な女性もいるんですよ。私はとても控えめで優しいイタリア女性を何人も知っていますよ」と答えます。
なんてANTIPATICAな日本人だと、思われていることでしょう。
私の大好きな友達に(友達の年齢は1歳から80歳までと幅広いのです)、イタリアに住むオーストリア人の70歳の男性で、
ベトナム戦争やナチ政権をはじめとする過酷な経験をしたにもかかわらず(時々彼の体験談を聞くと、血が凍る思いがします)、
毎日をとてもポジティブに生きている人がいます。
彼はいつも自分のことを「私は世界人だ」と言います。
いつの日か世界中の人々が「私は世界人です」と言う日が来ることを祈っています。
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新婚旅行でヨーロッパに行って以来、ヨーロッパが好きになりましたが、
ドイツのケルン聖堂で財布をスラレソウニなり、日本の甘さの中で旅をしてきた目から、ウロコがおちる思いをいたしました。
また、日本人に対しての彼らの視線とか、国際社会の厳しさのようなものを少し感じたことがあります。
その人の背景を理解して行動すること大切ですね。
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非常に難しい外国人労働者、また不法入国の外国人に関する話題を、提供してくださってありがとう。 四方を海で囲まれて、一応は自由に出入国できない日本と、 陸続きでどうにかすれば入国できるヨーロッパの国々とは、また問題の大きさも違うのでしょうけれど、 最近の日本でも不法滞在の外国人に対して難民申請が通らなくて、 家族バラバラにされてしまったり、様々な問題が出て来ていることは事実のようです。 不法入国者の一時滞在を受け入れて、本国に返還させているイタリアの政府のやり方の方が、 まだ人道的なのではないか、と先のメールを読んで思ったことでした。 日本でも、だんだん3K(汚いキツイ危険)の仕事をしたがらない人たちが増え、 それらを外国人たちが安いお給料で請け負うということが問題として挙げられています。 イタリアでの彼らと同じく、不法入国を知られないようにどんな賃金であろうと文句も言えず、 労災認定もしてもらえないまま、怪我をしたらそのまま解雇、保険もないのできちんとした医療も受けられず、 つかのまの慰めは送金している本国への家族に電話すること、という現状のルポ番組を見たことがあります。
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イタリアでは、ヒッタクリが多いと聞いていましたが実際のイタリアの方がかかわっているものは少ないみたいですね。
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また、関連したお便りを頂いたら掲載してまいります。 Keiko |