皆様よくご存知のピノキオ。 教訓としては「うそをつくと鼻が伸びるぞ!」ということでした。 だからイタリア人はうそをつかないようにしようと思うのですが、 鼻べチャの日本人なら「少しうそをついて鼻が高くなったらいいな」と 思うのではないでしょうか? イタリア人をはじめラテン系の人達は彫りの深い顔立ちをしています。 だから私たちには美めに見えるのですが、 実は彼らは自分たちの高い鼻を嫌っています。 だからこそ、「うそをつくと鼻が伸びるぞ!」と言う脅しが効くわけです。 こちらでも美容整形をする人が年々増えているということですが、 まず鼻の整形の場合そのほとんどはより小さくする手術です。 こちらでは鼻は小さければ小さいほど美しいのだそうです。 うちの子が小さいときにご近所の方が 「まぁ可愛いお鼻!ほとんど無いみたい!」と言われたときに 腹を立てて帰った私に Paoloが「それはほめているんだよ。」と教えてくれました。 又、胸の手術にしても小さくする手術のほうが大きくするのよりずっと多いそうです。 こちらでは中学生のお嬢さんでも、バレーボールみたいなのを抱えた人がいますが、 やはりあまり大きいといろいろ大変なようです。 テレビで活躍する人達の多くはシリコンを埋め込んでいるそうですが、 (余談ですが、気圧の変化でそのシリコンが飛行機の中で破裂してしまった女優さんがいました。) 一般の生活では大きければいいというものでもなさそうです。 人間誰しもないものねだりをするものなんですね。 余談ついでにイタリアの男性が女性のどこを注目するかといえば 「脚」だそうです。 そういえば個人差の大きい部分だし、本当に美しい脚にはなかなかお目にかかれませんから。 そこで、これからの季節にイタリアへ来ようとお考えの方、 どうぞ足の無駄毛の手入れを十分になさってからお越しください。 わきの下は平気なくせして脚の毛には我慢ならないそうですから。 そしてくれぐれも白いストッキングなどお履きにならないように。 こちらの人達は肌の色が黒ければ黒いほうが自慢だし、 夏場はストッキングをはく人は誰もいません。 脚の格好が良くても真っ白けではだめなんです。 小麦色の健康そうな美脚! イタリアーノはその辺に弱いようです。 もちろん豊かな胸に誰も文句は言いません。念の為。 <管理人:恵子>
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