鉄分いっぱい:カルチョーフィー・アッラ・ロマーナ

材料: カルチョーフィー = アーティチョーク

    いつものにんにくオイル

    好みでミント

    塩、少々

    白ワイン(清酒でよい)

カルチョーフィーだけは、普通1個2個という風に買います。

そのほかの野菜や果物は、kgで値段を表示してあります。
ごく軽い物に関してはetto(エット)という単位が用いられ、un ettoは100gのことです。

大きさにもよりますが、大きいものなら一人1個で十分です。
でも、地方から直接売りに来るときは10個でいくら20個でいくらという風に
売りに来るので、お隣と声を掛け合って買ったり、
皮をむいたものを冷凍にして使ったりします。

 
皮をむくといいましたが、ごらんのような植物で、どれが皮とはいえません。
硬い部分を切り取るといったほうがいいかもしれません。

硬いところは煮てもやっぱり硬いので、最初に思い切ってとってしまったほうが、
後々悔やまなくていいようです。
少しグリーンアスパラガスを調理するときを思い出してください。

ごらんのように食べられるところはまんなかのほんの少しだけ。
茎もおいしいので捨てないように。
ただし茎もかなり分厚く皮をむいてください。
グリーンのところをみんなとって、白っぽいところが出てきたらOK。

ここまできれいにしたらおそらくもう指先が真っ黒になっていることでしょう。
それだけあくが強い鉄分の多い食物です。

さてきれいになったカルチョーフィーをいつものにんにくオイルで少しいため、すぐに白ワインとお水を足して
お塩を少し入れて軟らかくなるまで煮るだけです。

大きさによって時間はかなり違ってきますから、時折お箸の先で突っついてやわらかくなっていれば出来上がり。
目安としては子一時間はかかると思ってください。

人によっては香りにMenta(メンタ=ミントのこと)を入れるようですが、なくても全然問題なし。

やわらかくなったら少し煮汁を煮詰めましょう。
熱々に煮汁をかけて召し上がれ。

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もしあまったら翌日細かく切って、もう一度フライパンに、にんにくオイルを用意して暖めなおし、
パスタのソースとしてお使いください。

家庭ならではのカルチョーフィーのパスタです。
短いパスタがお似合いだと思います。

                         <Keiko>

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