冬ならではの味覚:ブロッコレッティ       
                                                           

材料:なたね菜? かぶの葉っぱ? 大根葉? 
      などがいいでしょう。

にんにく(Aglio)   オリーブオイル(Olio)  たかの爪(Peperoncino)  

 

柔らかい葉っぱの部分と、
茎も皮をむいて使うと柔らかです。
どうかすると捨てる分のほうが
多くなってしまいますが、
こうしておくとゆでずに使えます。

 


太い茎は4つ割くらいにするとよいでしょう。
花ももちろん食べます。


材料のところに書いたように、いろんな菜っ葉類で
お試しいただけます。

こちらでもブロッコレッティといったり、
チーマ・ディ・ラーパといったり、
ブロッコリ・シシリアーニといったり、いろいろです。

同じ野菜を、地方によって違う呼び方をすることもあれば、

全く違う野菜でも同じ名前でひっくくったり、
例によって大まかです。

 

こちらでは、野菜はまずくたくたになるまで
ゆでて使うことが多いです。

そうでなければ生でいただきます。

このブロッコレッティも普通はゆでて、お塩とお酢と
オリーブオイルで味を調えて食べるのですが、私個人としては
あまりこの食べ方は好きではありません。

もうひとつの食べ方は、ゆでたあと、もう一度フライパンで
例のニンニクオイルで炒める方法です。

よく水気を切ってさっと炒めるとおいしいです。

昔、お向かいに住んでいた、ナンダ(フェルナンダの略)さんが、
近くの町に野菜園を持っていて、そこでできた野菜を
時々分けてくださったのですが、

初めてブロッコレッティを持ってきてくれたときに、

これはうちでできたもので、取れたてだからゆでなくても大丈夫、
十分やわらかいからね。」

ということだったので、直接フライパンで炒め煮したら
ほんのり苦味があってとってもおいしかったです。

それ以来、大好物になってしまいました。
掃除に時間がかかりますが、その値打ちはあります。

もしご家族の中に歯の弱い方がいらしたら、
細かく切って炒めると食べやすいようです。

 

又、パスタのソースとして
使っていただくこともできるのですが、
そのときは、腸詰ソーセージを一口大に切って
一緒に炒めるとおいしいです。

というか、「Sarsiccia e broccoletti」
腸詰ソーセージとブロッコレッティは知る人ぞ知る
人気パスタメニューのひとつです。

 

そして最近の大発見。カラッブリア地方の唐辛子たっぷりの
サラミソーセージ:、n'duia (ン・ドゥイア)

不思議なサラミで、ほぼペースト状なので、
オリーブオイルで伸ばして、パンにつけて食べるのですが、

それをブロッコレッティと混ぜてソースに使いました。

んもう最高!!!!!

 

<Keiko>

ニンニクオイル

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