上手なオレンジのいただき方

晩秋からオレンジがメルカートに出始めますが、
本当においしいのは2月以降です。

スペインから輸入したりして、年中食べられるのですが、
地元のものが甘ーくなるのは中が赤くなってくるころ。

オレンジの中身が真っ赤で驚かれた方が多いと思います。

イタリア人は果物が大好きで、特に南部へ行けばいくほどその傾向が強くなります。
だって南部へ行けばいくほど強い太陽に照らせれて果物がおいしくなるんですから。

ところで、こちらのオレンジ、日本のみかんをいただくようなわけには行きません。

大ぶりで皮が硬いので、あるいはネーブルタイプだと逆に皮が薄くて
柔らかすぎて、うまくむくことができません。

我が家でいただく分にはどのように皮をむこうが知ったことではありませんが、
団体旅行などでこれが出てくると結構厄介です。

そして今のシーズンほとんどのレストランでデザートに用意するのが
このオレンジです。

 

さて、前置きはこのくらいにして食べ方をご紹介しましょう。

右手の写真のとおりに、ナイフで切り込みを入れて
後は手でむきましょう。

あるいはナイフで持って剥ぎ取るようにむきましょう。
イタリア人はこうする人が多いようです。

中の皮はこちらの人達はみんな食べてしまいます。
なにしろ、ぶどうの皮だって食べてしまうところですから。

でも、気になる方はもちろん剥いていただいて結構です。

ネーブルタイプだと中の皮もごく薄いのでその必要はないと思いますが・・・

そして最後の写真をご覧ください。

オレンジをサラダ風にも食べるのですよ。

輪切りにして、すこーしお塩をかけて、オリーブオイルと
好みによってこしょうを振りかけていただきます。

オレンジの甘さと、塩コショウ、オリーブオイルのかもし出すハーモニーは
試してご覧になる価値ありだと思います。

       <Keiko>

 
まず、両端を切り落とす。
次にたてに切り目を入れていく。
後は手でむくか、ナイフを入れて剥ぎ取るようにする。
一風変わったオレンジのサラダ。

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