ティーラミスー

 

材料: マスカルポーネチーズ200g
     ビスケットサボイアルディ
     コーヒー6杯分
     たまごの黄身2個分
     さとう100g
     カカオ  

 


ティラミスーはイタリア語では”Tiramisu”と書き、”Tirami sù” (私を引き上げて)からきています。
ですから多くの日本人が最後のスーを下げて呼びますが、できれば上げて呼んでいただきたいものです。

また、きょうご紹介するタイプのほかにセミフレッドという、
クリームのところにアイスクリームを使ったものや、
ジェラッテリーアのアイスの中にもティラミスーという名前のものがあります。

みんなよく似ていて微妙に違っています。

そうそう、ガイドをしていたときに若いお嬢さんが「こっちのティラミスーって変 !」とおっしゃたのですが、
変であろうがなかろうが、ティラミスーはイタリアが発祥の地ですので、その辺のところよろしく。

さて、材料ですが、いつものように私は最近の日本の様子を知りませんので、
マスカルポーネというクリームのようなチーズが手に入るのかどうか分かりません。

どうか日本のお料理の先生に聞いていただくなり、ご自分でいろいろ試してみてください。
あえて言えば”腰のある生クリーム?”みたいな感じです。

サボイアルディというビスケットは、とっても軽くてさくさくしていて、コーヒーがすぐにしみこみます。

では作り方に参りましょう。

このリチェッタ(レシピ)は、サボイアルディの袋に書かれているものを基本にしています。

まずコーヒーをデミタスカップに6杯分用意してください。

ここではあくまでもイタリアンコーヒーです。

インスタントコーヒーをうんと濃く入れてもいいでしょう。

お砂糖は40gをコーヒー用に使います。 

次に卵の黄身を二つ分小さなボールなどに取り分けてください。

今日はひとつ黄身がつぶれてしまった。

ここに残りの砂糖60gを入れてよくかき混ぜます。

 


さらにマスカルポーネを加えて
よーくかき混ぜます。

こちらの人はフォークで
何事もやってしまいます。

 

匂いをかぎつけて、食いしん坊の
Hanaがやってきました。


コーヒーを深い容器に入れて、
サボイアルディビスケットを浸します。

手に持ったまますばやく浸してください。

コーヒーをしみこませたビスケットを
適当な容器に入れてください。

後で冷蔵庫に入れるので、
ふたつきのプラスティック容器などが最適です。

一段ビスケットが並んだら少しクリームを塗ります。
その写真が抜けてしまいました。

もう一段並べて残りのクリームを
全部のせて、カカオを振りかけてでき上がり!

冷蔵庫で十分冷やしてお召し上がりください。

材料のところでお気づきになったかと思いますが、ビスケットの量がはっきり書かれていません。
大体10個から12個くらい私は使います。
容器の大きさに合わせたり、コーヒーの量に合わせたりいい加減ですが、そこが家庭料理の妙だと思います。

又、我が家ではマスカルポーネが普通500gか250g入りなので、250g全部使ってしまいます。

お砂糖の量もお好きなように変えてみてください。

冷ややかなデザートで暑い夏を乗り切りましょう !!!

                      Keiko

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