暑いときでもイタリアのお昼はパスタをいただきます。
冬場は肉系のソースに太目のパスタの組みあわせが多いですが、
夏場は、お魚系のソースに細めのパスタが主体になります。
冬はエネルギーの出るものを、
夏は消化のいいものあっさりしたものを食べたくなるのが人情ですから。
そして、たまには冷たいパスタもいただきます。
材料は適当です。
要は、茹で上がったパスタを冷水で一気に冷やすということです。
日本のおそうめんや冷麦、ザルそばの感覚ですね。
冷水で冷やすことでパスタの軟化を多少は抑えられるので、
海や山へのお弁当として持っていく人もいます。
主な材料 : 缶詰のツナ
モッツァレラチーズ(ディ・ブッファラ)
トマト
グリーンオリーブ
バジリコ
以上は我が家の定番の材料です。
材料をそれぞれを一口大に切りそろえ、全部ボールに入れて混ぜ合わせ
味付けは例によって若干の塩とオリーブオイルです。
粉のにんにくを振りかけてもいいですが、にんにくも多少もたれるので、使わなくていいでしょう。
こしょうをピリッと利かせていただくのが好きです。
今年はまだ寒いので出番はかなり先になりそうで写真がなくてすみません。
そこでいくつかお借りしました。
最初の黒い器のほうはどこかのターボラカルダが用意したものでしょう。
材料は若干のツナとトマトとピーマンのオイル漬けに黒いオリーブですね。
あとの写真のほうは上記の我が家のお気に入りの材料にやはり黒いオリーブを足したもののようです。
前者はファルファッラ(ちょうちょ)という形のパスタ、
後者はフシッリ(スクリュー)という名のパスタをそれぞれ使っています。
Pasta freddaには、こういう短いパスタでなければあいません。
コツはただひとつ、茹で上がったらすぐに冷水で冷やすことだけです。
どうか暑い日のお昼にお試しください。
Keiko